Q. 住宅ローンの契約(本審査)はいつ行われるのですか?
【結論】 住宅ローンの本審査は、「不動産売買契約を締結した後」に行われます。 住宅の購入を決意し、売主と売買契約を交わした後に、住宅ローンの「本審査」に進みます。 本審査は、住宅ローンの申込者に対して金融機関が最終的な融資判断を下す重要なプロセスです。 この審査に通過して初めて、正式に融資を受けることができます。 なぜ売買契約の後に本審査を行うのか? 住宅ローンの本審査では、以下の2つの情報が必須となります。 購入する物件の詳細情報 売買契約書の写し(または予約契約書) これらは、契約が成立してはじめて正式に確定するため、契約前の段階では提出できません。 金融機関は、融資する「人」と「物件」の両方を審査します。 そのため、購入する物件の情報が決定していなければ、本審査を進めることができないのです。 【住宅ローンの審査の流れ】 住宅ローンには、主に以下の2段階の審査があります。 ① 事前審査(仮審査) 物件購入前に、購入希望者の年収・勤務先・借入状況などを基に「借り入れ可能かどうか」の目安をチェックします。 事前審査のポイント: 通常は数営業日で結果が出る 本人確認書類、収入証明書、購入予定物件の概要などが必要 通過しても本審査の結果を保証するものではない ② 本審査(正式審査) 売買契約後に行う本審査では、事前審査よりも詳細かつ厳密な確認が行われます。 本審査でチェックされる内容: 売買契約書の内容 購入物件の担保評価(担保価値) 申込者の信用情報(カードやローンの履歴) 勤務先への在籍確認や源泉徴収票の確認 他に借入がないかの調査 【本審査にかかる期間は?】 本審査の審査期間は、金融機関や混雑状況にもよりますが、通常1週間~2週間程度です。 混み合う時期(3月、9月などの引っ越しシーズン)には、さらに日数を要する可能性があります。 審査結果が出るまでは、次のステップ(ローン契約・決済など)には進めませんので、時間には余裕を持ってスケジュールを組みましょう。 【本審査に落ちる原因とは?】 せっかく売買契約を結んでも、本審査に通らなければ住宅ローンは組めません。落ちる主な理由として、以下が挙げられます。 年収に対して希望借入額が多すぎる クレジットカードやローンの延滞履歴がある 転職して間もないなど、勤務年数が短い 他の借入(車のローン、リボ払いなど)がある 物件の担保価値が低いと評価された こうした事態を防ぐためにも、事前審査の段階でしっかりとした資金計画を立てることが大切です。 【本審査通過後の流れ】 本審査に通過すると、次のような流れで住宅購入が進みます。 住宅ローン契約(正式な金銭消費貸借契約) 決済・引き渡し 登記手続き 入居・引っ越し ※ 金銭消費貸借契約とは、金融機関とローン契約者が「いくら借りるか」「どんな条件で返すか」などを定めた正式な契約です。 【よくあるご質問】 Q. 本審査は必ず通るものですか? いいえ。事前審査を通っていても、本審査で落ちるケースは珍しくありません。 たとえば、他のローンの借入や信用情報の変化、購入物件の評価が影響します。 Q. 本審査に落ちたらどうなりますか? 融資が受けられないため、売買契約を白紙に戻す必要があります。 契約時に「ローン特約」が付けられていれば、違約金なしで契約を解除できます。 Q. テライズホームでは審査サポートはありますか? はい。テライズホームでは、お客様一人ひとりの状況に合わせて、適切な金融機関の紹介から事前審査・本審査の書類作成サポートまで、丁寧に対応しています。 住宅ローンアドバイザーの資格を持つスタッフが在籍しており、安心してご相談いただけます。 【テライズホームからのアドバイス】 住宅ローンの本審査は、不動産購入の最終段階における重要なステップです。希望通りの融資を受けるためには、事前準備が何より大切です。 特に以下のポイントを押さえておきましょう。 事前審査の段階で、返済可能額を現実的に見積もる 信用情報に不安がある場合は早めに開示を取って確認 住宅ローンに強い不動産会社を選ぶ テライズホームでは、住宅ローンに関する不安やお悩みに丁寧に寄り添い、納得のいく住まい探しをお手伝いしています。 どんな些細なことでも、ぜひお気軽にご相談ください。 【まとめ】 住宅ローンの本審査は、売買契約後に行われます。 物件情報と契約書が必要なため、契約前には実施できません。 本審査の審査期間は1〜2週間程度。 審査通過後は、ローン契約→決済→入居という流れになります。 テライズホームでは、審査前のアドバイスから契約サポートまで一貫してお手伝いします。 京都・左京区での安心できる不動産取引は、地域密着型のテライズホームにお任せください。 住宅ローンの不安も、私たちが一緒に解決します。