Q:住宅ローンの事前審査はいつ受けるべき?
【結論】物件を探し始めるタイミングで受けるのが理想です。 住宅ローンの事前審査(仮審査)は、「気に入った物件を見つけてから」では遅いこともあります。 スムーズな購入活動と交渉を進めるためには、物件探しを始める段階で早めに審査を受けておくのが最適です。 【なぜ事前審査が重要なのか】 事前審査を受けると、金融機関から「この人にはこれくらいの借入が可能」というおおよその判断を得られます。 これにより、以下のようなメリットがあります: 自分が買える価格帯を把握できる 資金計画が立てやすくなる(頭金、諸費用、月々の返済額など) 売主との交渉で有利になる(「購入意思が強い」と判断されやすい) 申し込み後の本審査もスムーズに進む 特に最近では、人気エリアや条件の良い物件はすぐに申込みが入ります。 事前審査を済ませていないと、申込の段階で他の買主に後れを取ってしまうこともあります。 【そもそも事前審査とは?】 住宅ローンの事前審査とは、購入予定の物件が決まる前に、金融機関が「その人にお金を貸せるかどうか」を大まかに判断するプロセスです。 審査で見られる主なポイントは以下のとおりです: 年収や勤務先などの「収入状況」 借入状況(他のローンやクレジットカード利用の有無) 年齢や家族構成 雇用形態(正社員、契約社員、自営業など) 金融事故歴(延滞・債務整理の履歴がないか) この審査は、実際にお金を借りるかどうかは関係なく、「住宅ローンが組める可能性があるか」を確認するものです。 審査に通ったからといって、必ず借りなければいけないわけではありません。 【いつまでに受ければいい?】 理想は、「物件を本格的に探し始める前」あるいは「購入候補の物件が見つかる前」です。以下のタイミングが目安になります: 1. 情報収集と並行して 物件の価格帯やエリアを調べる段階で、並行して審査の準備を始めると良いでしょう。 2. 見学・内覧を始める前 実際に物件を見始めるタイミングで審査を受けておくことで、買付証明書の提出や価格交渉をスムーズに進められます。 3. 購入申込の直前 このタイミングでも間に合うことはありますが、人気物件では審査済みの人が優先されることが多いため、できるだけ早めに行動することをおすすめします。 【必要な書類と準備】 事前審査に必要な主な書類は以下の通りです: 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど) 収入証明(源泉徴収票、確定申告書など) 勤務先情報 借入状況がわかる資料 購入予定物件の資料(未定でも相談可能) テライズホームでは、提携する金融機関への審査代行も行っております。 書類の準備から申込みのフォローまで、すべてサポートしますのでご安心ください。 【審査に通らない場合はどうする?】 万が一、審査に通らなかった場合でも、まだ選択肢はあります: 他の金融機関で再審査を受ける(審査基準は各行で異なります) 借入額を減らして再調整する 頭金を増やす 共有名義で申し込む(夫婦共働きの場合など) また、最近ではフラット35のように、勤務年数や雇用形態に対して柔軟な商品も登場しています。 【変動金利と固定金利の選び方】 事前審査時に選ぶ金利タイプも悩みどころですが、選択肢には主に以下があります: 変動金利:金利が低いが、将来的に上がるリスクあり 固定金利:返済額が一定で安心だが、金利はやや高め 固定期間選択型:一定期間は固定で、その後変動に切り替わるタイプ 資金計画やライフプランに応じて、テライズホームのファイナンシャルプランナーがシミュレーションを行い、最適なプランをご提案します。 【テライズホームならではのサポート】 私たちテライズホームは、左京区を中心とした地域密着の不動産会社です。 金融機関とのネットワークが豊富 住宅ローンに強い専門スタッフが在籍 収入や勤務状況に応じたアドバイスが得意 物件探しから契約・引き渡しまで一貫サポート 初めて住宅を購入される方でも、わかりやすく丁寧にサポートいたします。 【まとめ】 住宅ローンの事前審査は、「物件探しを始める前」に受けるのがベストです。 これにより、自分の予算感が明確になり、購入までのスケジュールもスムーズに進められます。 不動産購入は一生に一度の大きな決断です。 だからこそ、信頼できる不動産会社と一緒に、事前の準備をしっかり行うことが何より大切です。 テライズホームでは、住宅ローンの不安や疑問も丁寧に解消しながら、理想の住まい探しをサポートいたします。 ぜひお気軽にご相談ください。