Q:契約前後の流れや書類に関する不安が多いのですが、何か良い方法はありますか?
A:結論から言うと、「全体の流れを事前に把握し、不安な点は早めにプロに相談すること」が最も効果的です。 不動産売買は一生に何度もない大きな取引。 特に初めての方にとっては、専門用語が多く、契約書類も複雑に見えるため、不安に感じるのは当然です。 ですが、事前に流れをつかんでおくことで、安心して手続きを進めることができます。 以下に、契約前後の具体的な流れや必要書類について分かりやすく解説し、不安を解消する方法をご紹介します。 1. 不動産購入の全体の流れ まずは大まかな流れを把握しておきましょう。大きく分けて、以下の6つのステップがあります。 ① 購入物件の決定 内覧を経て、気に入った物件があれば「購入申込書」を提出します。ここで価格交渉や条件交渉も行います。 ② 重要事項説明 宅地建物取引士(国家資格保有者)より、法的な説明を受けます。 建築制限や管理費、過去のトラブルなど、物件に関する重要情報が含まれています。 ③ 売買契約締結 内容に納得した上で、売主・買主の双方が「不動産売買契約書」に署名・押印します。 手付金(物件価格の5〜10%が目安)を支払います。 ④ 住宅ローンの申し込み 金融機関に正式な住宅ローン申請を行います。 審査には本人確認書類、収入証明、物件資料などが必要です。 ⑤ 引き渡し(決済) 住宅ローンの融資が実行されると、売主への残代金支払・登記(所有権移転)・鍵の引き渡しが行われ、取引完了です。 ⑥ 入居・アフターサポート 物件の利用開始。水道・電気・ガスの名義変更も必要です。 設備不良などあれば、契約内容に基づき対応します。 2. 契約前に準備すべき書類 契約をスムーズに進めるためには、事前準備が重要です。 以下の書類はほとんどのケースで必要になります。 購入者(買主)の必要書類 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード) 印鑑(実印) 印鑑証明書(3ヶ月以内発行) 住民票(世帯全員分、最新のもの) 収入証明(源泉徴収票または課税証明書) 預金通帳(ローン審査や決済用) 売主側の書類(参考までに) 登記簿謄本(法務局で取得) 固定資産税納税通知書 建築確認済証や設計図(戸建ての場合) 3. 書類の内容が難しいときの対処法 ・専門用語は「遠慮なく質問を」 重要事項説明書や契約書には「抵当権」「瑕疵担保」「ローン特約」など耳慣れない言葉が並びます。 こうした用語は、その場で理解しようとせず、わからなければ遠慮せず質問することが大切です。 ・テライズホームでは、資料ごとに「やさしい日本語」の解説を添付 専門用語の多い書類でも安心できるよう、当社では契約書や重要事項説明の写しに、図解・用語解説つきの補足資料をお渡ししています。 どんな小さな疑問も丁寧にご説明します。 4. 契約後の「ローン不安」を軽減するには? ・ローン審査は「契約前に仮審査」を 住宅ローンに関して不安がある方は、物件契約前に「仮審査」を受けておくと安心です。 仮審査は物件未決定でも受けられ、金融機関が「いくらまで貸せるか」を事前に示してくれます。 ・「ローン特約」があるので安心 契約書には「ローンが通らなければ契約を白紙解除できる」ローン特約が含まれます。 ただし、期限(通常は契約日から14~21日以内)や手続き方法には注意が必要です。 事前にきちんと内容を把握しておきましょう。 5. 「登記」や「引き渡し」もサポートします ・登記は司法書士が代行 名義変更や抵当権設定などの登記手続きは、提携の司法書士が対応します。 買主様にしていただくのは「必要書類の提出と費用の確認」程度です。 ・引き渡し当日の流れ 残代金の支払い・登記書類の確認・鍵の受け渡しが行われます。 この日は金融機関・司法書士・不動産会社が同席するため、スムーズに進みます。 テライズホームのサポート体制 私たちテライズホームでは、不動産の専門知識がなくても安心して取引できるよう、以下の取り組みを行っています。 契約前に「購入までの流れガイド」を配布 契約書類には「図解付きの解説冊子」を同封 ご家族と一緒の相談・説明も歓迎 住宅ローン審査に強い金融機関をご紹介 土日・夜間の個別相談も対応 最後に:不安があって当然。でも一緒に一歩ずつ進めます 不動産売買は大きな買い物。 書類や手続きに不安を感じるのは当然です。 大切なのは「一人で悩まないこと」。 私たちテライズホームは、お客様のペースに合わせて、丁寧に寄り添いながらサポートいたします。 わからないことがあれば、どんな小さなことでもご相談ください。 テライズホーム|京都市左京区の地域密着型不動産会社 「信頼」と「わかりやすさ」を大切に、不動産のプロとして安心の取引をお約束します。