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【左京区不動産Q&A】空き家放置で固定資産税が6倍になるのは本当?

京都市左京区で不動産を所有されている方から、「空き家をそのままにしていると税金が跳ね上がる」という相談が増えています。 結論からお伝えすると、放置の度合いによっては税金が約6倍に増額される可能性は十分にあります。 なぜそのような事態になるのか、左京区特有の事情を交えて解説します。 Q:空き家を放置すると固定資産税が6倍になるのは本当ですか? A:はい、本当です。正確には「住宅用地の特例」という減税措置が解除されることで、本来の税率に戻る(=実質的な増税)仕組みです。 通常、人が住むための家が建っている土地(住宅用地)は、税金が最大で6分の1に減額されています。 しかし、管理が不十分な空き家として自治体から指定を受けると、この優遇が受けられなくなります。 税金が上がる仕組み:特定空家等の指定 自治体(京都市)から「特定空家等」または「管理不全空家」として勧告を受けると、更地と同じ状態とみなされ、優遇措置が適用除外となります。 住宅用地の特例(200平米以下の部分): 固定資産税が1/6に軽減。 勧告を受けた場合: 1/6の優遇が消滅するため、翌年から税額が最大6倍に跳ね上がります。 左京区で空き家を放置する3つのリスク 左京区は閑静な住宅街や歴史的景観を維持すべきエリアが多く、他地域以上に厳しい管理が求められます。 京都市独自の「空き家税」の導入 京都市では、2026年より「非居住住宅利活用促進税(いわゆる空き家税)」が導入されます。 固定資産税の増額に加え、新たな税負担が生じる可能性があります。 景観条例と資産価値の低下 左京区は景観保護が厳しく、庭木の越境や外壁の崩落などは近隣トラブルに直結します。 放置は周辺の不動産価値を下げ、将来的な売却価格を大きく損なう要因になります。 倒壊や防犯上の不安 古い木造家屋が多いエリアでは、積雪や地震による倒壊、不法侵入による放火のリスクが常に付きまといます。 放置を解消するための解決策 「いずれ使うかも」という思いが、結果的に高額な維持費を招きます。以下のステップで検討することをおすすめします。 適切な管理(管理委託): 定期的な通風や清掃を行い、勧告を避ける。 賃貸・リノベーション: 収益物件として活用し、税金分を賄う。 売却の検討: 価値が下がりきる前に、左京区の相場を熟知した不動産会社へ査定を依頼する。 用語解説:住宅用地の特例 住宅が建っている土地の固定資産税を安くする制度。 住宅1戸につき200平米までの部分(小規模住宅用地)の課税標準額を6分の1に軽減するものです。

住まいの小さな知恵袋
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